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言葉とコミュニケーションの技術

チームラボ代表・猪子寿之に聞く、言葉を必要としない「インスタレーション」増加のワケ

teamLab(チームラボ)代表 猪子寿之


チームラボによる「Media Block Chair(メディアブロックチェア)」は、空間を変化させる行為を本来の目的に、楽しんでもらうことを新たな価値として開発された。

インスタレーションにおける言葉

1. タイトルやコンセプトを明示し関心を持ってもらう。

2. 実施したプロジェクトの成功点を抽象化し、「法則」にする

3. 法則にすることで、人と共有し新たなプロジェクトの考えるヒントにする

インスタレーション増のワケ

企業が生活者に対して行うコミュニケーション活動において、ここ数年広告コピーなどの言葉が介在しないインスタレーションが急増している。インスタレーションとは、「現代芸術において、従来の彫刻や絵画というジャンルとして組み込めない作品とその環境を、総体として観客に呈示する芸術空間のこと(大辞林より)」ともされており、ひと言で定義付けるのは難しい。しかし、最近目にする機会も増えたプロジェクションマッピングもインスタレーションのひとつ。『宣伝会議』9月号、連載「広告を進化させる次世代テクノロジー」でも取り上げた「TASAKI"balance"EXPRRIENCEart by teamLab」という、ジュエリーブランドTASAKIが行った、真珠やダイヤモンドに見立てた大きな球体が発する光や音でジュエリーの美しさを表現した企画もインスタレーションの一例。実際にその場所に赴くことで体験できるのがインスタレーションであり、言語を用いずとも直感的に生活者が理解できるものが多い。

TASAKIの事例も手掛けたウルトラテクノロジスト集団のteamLab(チームラボ)代表の猪子寿之氏は、昨今、企業のコミュニケーション活動において、インスタレーションが増加した理由のひとつに「グローバル化」を挙げる。

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