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メディアの現場から

上場企業のトップをゲストに 生い立ちや事業展望を深掘り

大野敦志氏(ラジオNIKKEI)

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

ラジオNIKKEI『企業トップが語る!威風堂々』DATA
放送日 ラジオNIKKEI 第1毎週水曜16時40分~17時
放送開始 2019年
パーソナリティ 藤本誠之、飯村美樹
体制 3人

「相場の福の神」と呼ばれる経済アナリストの藤本誠之氏がメインパーソナリティーを務める「企業トップが語る!威風堂々」(ラジオNIKKEI)。毎週、上場企業の経営トップをゲストに招き、事業展望や経営哲学のほか、生い立ちや人となりにも迫るインタビュー番組だ。「威風堂々」というタイトルにひもづけて、番組の最後にはゲストの経営トップが気に入っている四字熟語を尋ねる。

メインパーソナリティーの経済アナリスト・藤本誠之氏(左)と、アシスタントの飯村美樹氏。

毎回、上場企業の経営者をゲストに招く。2023年11月15日放送回では、キャスターの代表取締役CEO・中川祥太氏が登場。

ターゲットは、株式投資を行っている個人投資家。2019年の番組放送スタート以来、これまで200社以上の上場企業を取り上げてきた。

上場間もない企業が多く登場

ゲストに招く上場企業は、上場して数カ月~1年ほどの企業に出演してもらうことが多い。プロデューサーの大野敦志氏は「1社ずつ企業を紹介することで、投資家の方が投資対象を選ぶ際のひとつのヒントを提示する番組と位置づけています。上場企業は約4000社もある中で、上場してはいるものの、まだまだ実態が分からない企業は数多くありますし、特に上場して間もない企業は投資対象として考えていいかどうかの判断材料も少ないです。そのような企業について、経営者の半生とともに紹介することで少しでも理解を深めてもらえればと考えています」と語る。

番組は20分間の放送のうち、前半はアシスタントの飯村美樹氏が「どのような子ども時代を過ごしたか」「学生時代はどんなことに熱中したか」など...

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