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広報の立役者に光を当てる 「プレスリリースアワード」

PR TIMES

プレスリリース配信サービスを運営するPR TIMESが主催する「プレスリリースアワード」。前年は1412件のエントリーの中から10社のプレスリリースが選出され、受賞企業を讃えた。3回目となる今年は2部門を新設予定。9月5日までエントリーを受け付ける。

「プレスリリースアワード2022」授賞式の様子

プレスリリース発信による効果は、メディアに取り上げられ、話題になることはもちろん、社内のモチベーション向上や取引先からの信頼獲得といったステークホルダーとのより良い関係構築にもつながる。重要な広報手段として欠かせないプレスリリースが、業態や規模、地域、法人・個人を問わず広がり、発展することを目指し、PR TIMESが毎年開催しているのが「プレスリリースアワード」だ。

2021年のアワード創設以来、これまで18社のプレスリリースが入賞。創意工夫を行った広報担当者を讃えてきた。

受賞者からは、アワードへの参加を通じて「より新しく、役立つプレスリリースを作成しようと、改めてチームで決意することができた」「他社の作品が刺激になった」「社内に対して広報活動そのものについて改めて伝える機会になった」といった声が聞かれている。自社の広報活動の成果を振り返りつつ、客観的な評価を得ることができるのがプレスリリースアワードなのだ。

審査においては、メディア関係者らが「取材したくなるか」「価値が十分に伝わる内容か」などを議論。応募されたプレスリリースと、社内外への影響などエントリー時に記載の内容をもとに入賞作を決定する。

新たな部門賞を設置

本アワードには大賞はなく、部門ごとに作品を表彰するのが特徴。2023年は、イノベーティブ賞、インフルエンス賞、ソーシャル賞、パブリック賞、エンパシー賞、ヒューマン賞、ストーリー賞、特別賞に加え、2部門を新設。ローカル賞(地元の魅力を内外へ広げることに貢献したプレスリリースに贈る賞)とグレートステップ賞(これまで外部発信に消極的だった業界、企業などにおいても、覚悟をもって情報を発信しきったプレスリリースに贈る賞)が加わった*

*審査結果に応じて部門賞は改変(追加)を行う可能性があります

「企業以外にも自治体や個人事業主のみなさんからのプレスリリース、事業撤退などの伝えるのが難しい情報でも正直に伝えきったプレスリリースなど、様々なもののエントリーをお待ちしています」(プレスリリースアワード2023責任者・村上伊周氏)。



「プレスリリースアワード2023」

応募対象

2022年9月1日~2023年8月31日に国内で発信されたプレスリリース(複数エントリー可「PR TIMES」の利用有無は問わない)

応募期間

2023年9月5日(火)まで

応募方法

応募フォームより応募
(https://tayori.com/f/pressrelease-award2023/)

発表形式

「プレスリリースの日」10月28日前後に開催予定の授賞式、PR TIMES発信のプレスリリースおよび特設サイトを予定



反響を生み出すプレスリリース3つの特徴

「プレスリリースアワード2022」で受賞したプレスリリースをもとに、反響を生み出すポイントを3つ、PR TIMESが解説。アワード応募時の参考にしてください。



ポイント1

メールやウェブで読まれるからこそタイトルにこだわりを

メールやウェブでプレスリリースが閲覧される機会が多くなったからこそ、タイトルはより重要に。アワードで受賞やノミネートされたプレスリリースのタイトルは、簡潔に内容がまとめられていながら、その企業ならではのフックが含まれているものが目立ちました。

例えば、2022年にエンパシー賞を受賞したクラダシのプレスリリースのタイトルは「KURADASHI、2月15日よりバレンタインPOPUPを期間限定で開催」。なぜ2月14日ではなく15日なのか、と読み進めるうちに、フードロス削減を目指し、余ったチョコレートを売る限定店舗の内容であることが分かります。「私たちのバレンタインは2月15日から始まります」のコピーが入ったビジュアルも目を引きました。

「KURADASHI、2月15日よりバレンタインPOPUPを期間限定で開催」クラダシ


ポイント2

組織・事業が社会にどう向き合っているかを表明する

ニュースバリューのあるプレスリリースは、発信する組織が、社会とどう向き合っているのか分かりやすく書かれています。無理に大きく報道されている社会問題に紐づける必要はありません。世の中には課題がたくさんあり解決策を望む人も多数存在します。

特別賞を受賞したひさだアートインダストリーでは「老舗美容室がシャンプーの量り売りを開始」というプレスリリースを発信しました。そこには、コロナ禍で近場消費やマイクロツーリズムに関心が集まり、ヘアケア需要も変化していること、量り売りで顧客との新たなコミュニケーションが生まれることが書かれていました。「なぜ量り売りか」「なぜ今か」5W1Hの一つひとつの「なぜ」を説明し自身の想いや経緯を真摯に発信したことで説得力が増しています。

「近場消費やマイクロツーリズムで進む京都のヘアケア需要の多様化に合わせ、老舗美容室が創業初となるシャンプーの量り売りを開始」ひさだアートインダストリー


ポイント3

話題性プラスアルファの要素が情報価値を強化

季節性、話題性のあるプレスリリースは、それだけで価値がありますが、考慮したいことがあります。それは同じタイミングで発信する他社も同じような話題を扱っているということです。例えば10月ならハロウィン、紅葉。時流でいえば生成AI、サステナブルなど。そこから、さらに関心をもってもらうには、想いや背景、タイトルといった、プラスアルファの要素が情報価値を強化させる役割を担います。

パブリック賞を受賞した、ファブラボ広島安芸高田のプレスリリースは「プラスチックゴミのアップサイクルを楽しく体験できるガチャガチャをオープンソースで公開」。サーキュラーエコノミーへの関心を呼び起こす公共性が評価されました。カプセルトイを制作した経緯に加え、他の地域でも展開できるよう、設計データや組み立て動画も紹介する内容でした。

「プラスチックゴミのアップサイクルを楽しく体験できるガチャガチャをオープンソースで公開」ファブラボ広島安芸高田

    お問い合わせ

    株式会社PR TIMES
    〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F
    TEL:03-6625-4876
    team_pressreleaseawards@prtimes.co.jp

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