自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。
DATA | |
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URL | https://note.com/uddesign/ |
開設 | 2018年12月 |
所属部署 | NTT都市開発 都市建築デザイン部デザイン戦略室(3人) |
編集長 | 井上 学氏(都市建築デザイン部デザイン戦略室担当課長) |
編集体制 | 『Field Research2018』『同2019』の記事制作に関しては、クリエイターと一緒に企画を練り上げた他、原稿の執筆、写真撮影は委託。原稿内の考察部分の執筆や他の自社サイト用にリライトするなどは内製 |
更新頻度 | 年に20~30記事 |
総記事数 | 67投稿(2021年7月7日時点) |
効果測定 | 合計約14万PV。2018年が約5万、2019年が約11万と、年間で5~6万PV近く拡大している。その他、Twitterなどのソーシャルメディアでの感想や効果といったアウトカムもKPIに据えている |
noteを選んだ理由 | ①しっかりとした読み物としての体裁で発信が可能 ②引用元になりやすいなど、メディア自体に発信力がある ③デザインレイアウトが決まっているので合理化が図れる |
読ませる工夫 | ①1記事あたりの内容量の調整 ②イラストやアートワークでの興味喚起 ③記事の最後に内容の要約を入れ、読後感の醸成を図る |
NTTグループで、不動産の開発・賃貸事業などを行うNTT都市開発。約1万8800フォロワーを抱え、ユーザーローカル発表のnote人気ランキング(2021年7月7日時点)を見ると、企業アカウント枠では上位のほとんどがメディア企業で占められている中、31位にランクイン。デベロッパーに属する同社がなぜこうも人気なのか、探った。
複数の視点で記事に奥行きを
開設の目的を、同社都市建築デザイン部デザイン戦略室の吉川圭司氏は...