自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。
DATA | |
---|---|
URL | https://media.lifull.com/ |
開設 | 2018年10月 |
所属部署 | クリエイティブ本部(4人) |
編集長 | 畠山大樹氏 |
コンセプト | 「しなきゃ、なんてない。」 |
編集体制 | ブランディング担当の畠山氏、記事の編集・制作担当の田中氏のほか、広告・メディアタイアップやSNS担当、データ分析やサイト設計担当の計4人が、他のブランディング業務と兼任しながら作業にあたる。企画会議では、3カ月先までの間に取り上げるテーマを策定(例:国際女性デーや国際男性デー、環境月間など)し、インタビュイーを決める。取材やライティングは、外部の編集プロダクション複数社が担当している。 |
更新頻度 | 週1~2本 |
総記事数 | 約160 |
CMS | WordPress |
デザイン | 同社の事業やサービスの品質など、あらゆる提供価値に対しての全社統一の品質基準である「LIFULL Quality Standards」に基づいて制作。また、多様な生き方や選択肢を感じられるように、サイトのトップは人の顔が多く見えるようなデザインにしている。 |
効果測定 | 検索エンジン経由(オーガニック)、もしくは別サイトからのリンクを経由(リファラル)したセッション数をKPIに置く(広告経由は除外)。また、調査会社によるデプスインタビューも実施。サイトを閲覧した対象者に「サイトのどこに魅力を感じたか」「改善点は」など生の声も聞きながら、ブランディングにつなげられているかを測る。 |
不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の運営や「LIFULL介護」などの事業を展開しているLIFULL。同社は2017年4月、ネクストからLIFULLへと社名変更し、テレビCMなどで認知・浸透を図った。しかし、CM後の調査結果では「何をしている企業なのかが分からない」という声が課題となっていた。
「LIFULLはどういう社会的価値を...