企業ミュージアムなどに向けてスタンプラリーセットを販売しているシヤチハタ。東北大学との共同開発で生まれた「防災・減災スタンプラリー」は、小学校の授業などに導入され、防災について考えるきっかけとなっている。
シヤチハタは従来から企業ミュージアムやレジャー施設などの集客支援や回遊性の向上のため、スタンプ台や台紙などを含むスタンプラリーセットを販売し、運営をサポートしている。このスタンプラリーの仕組みを使って何か新しい取り組みができないかと考え、2017年から小学校などに向けて販売しているのが「防災・減災スタンプラリー」だ。
東北の小学校を中心に実施
防災・減災スタンプラリーは、スタンプを押しながら災害時の避難ルートを回り、防災知識を楽しく学ぶことができる。スタンプは赤・緑・青の3種類あり、選んだスタンプの種類によって「自立タイプ」「協力タイプ」「支援タイプ」に分かれるようになっている。現在、海岸部バージョンと山間部バージョンの2種類があり、東北地方の小学校などを中心に、2018年だけで10カ所以上で実施された …
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