
ビッグデータをもとに作成された家のイメージ。外観は赤、内装は白が基調だという。
今回のテーマは、「PRとビッグデータ」だ。調査会社の米IDCによれば、ビッグデータの総容量は2020年には40ゼタ(1ゼタは1兆の10億倍)バイトになると予測されている。ケタをイメージすることすら難しいですね(笑)。そんな中、「ビッグデータをマーケティングに活かす」といえば聞こえはいいが、従来の属性調査や行動履歴モニタリングの発想を超えた事例には乏しいのが現実。ましてやPRへの活用となると、まだけっこう距離感がある。
僕はここで、ビッグデータとは新たな「おおやけ」の出現だ、と主張したい。ビッグデータの正体は、無数の人の考え方や行動の集積だ。そうであるならば ...
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