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グローバルサイトで実現 海外への情報発信

訪日客増加で東京メトロのグローバルサイト一新、月間アクセス数は100万超

東京メトロ

訪日観光客数が年間1300万人を超え、過去最高を記録した2014年末。東京メトロは4年ぶりにグローバルサイトをリニューアルした。乗換検索など利便性を高めるとともに、「東京を楽しむ」価値を伝えている。

東京メトロ

『Welcome to Tokyo Metro』
http://www.tokyometro.jp/en/index.html

月間アクセス数は100万超

東京メトロのグローバルサイトは毎月、国内外から100万超のアクセスがある。2014年12月のサイトリニューアルにより、ユーザーの平均滞在時間が伸びているほか、以前から月間約9万PVを記録していた路線図もアクセスが増加。訪日需要が増え続けるなか、手応えを感じているという。

同社サイトを管轄するのは広報部宣伝課で、サイトリニューアルにあたっては訪日外国人向けプロモーションを担う営業推進室と連携。今回のリニューアルは2010年以来4年ぶりだが、サイト構築の方向性を決定付けた要素のひとつに、訪日外国人を対象に空港の出国ロビーで実施している年に1回のインタビュー調査がある。

直近では2014年10月2日から8日間にわたり、成田空港と羽田空港で604人を対象に実施された。調査は約20項目に及び、訪日外国人の都内での訪問先や交通手段、観光に関する行動の実態を把握するのが目的だ。実際に過去の調査で、サイトの利用前と利用後で東京メトロへの満足度が変わったという結果も出ている。

広報部宣伝課の三井達也さんによると、「目指したのは訪日前のお客さまが見たときに欲しい情報がすぐに探せる機能性と、日本に来る前にワクワクするような情緒性のバランスがとれたサイト」。2014年3月に訪日外国人向けに特化した無料の乗換検索アプリを公開したほか …

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