
カナダ大使館地下2階にある、全233席のシアター。カナダが誇るさまざまな文化を発信するため、1991年に開設された。5月28日、カナダと日本の外交関係樹立85周年を記念したドキュメンタリー映画の上映イベントが華やかにスタートした。
「オスカー・ピーターソン シアター」と刻まれた重厚な石造りのエントランス。扉を開くと、そこには全233席の劇場が広がっている。ここは、東京・赤坂にあるカナダ大使館地下2階のシアター。カナダが誇る様々な文化を伝える目的で開設されたもので、映画上映会のほか、各種講演、ライブや演劇が行われることもある。広報部長のローリー・ピーターズ参事官は、「大使館は、国をプロモートするための場所。シアターは、カナダの文化的な側面を訴求するために非常に重要な施設」と話す。世界各国にあるカナダ大使館すべてにシアターがあるわけではないが、日本は特に重要なマーケットであることから、1991年に設けられた。
2014年は、カナダと日本の外交関係樹立85周年、またカナダ国立映画制作庁(NFB)創立75周年という節目の年にあたる。カナダ大使館ではこれを記念し、ドキュメンタリー映画の上映イベント「カナディアン・ストーリーズ」をスタート。左の写真は、5月28日に行われた、そのキックオフイベントの様子だ。この日、ゲストスピーカーとして ...
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