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ローマ法王、人気急上昇の裏にPR専門家

本田哲也(ブルーカレント・ジャパン代表取締役社長/米フライシュマン・ヒラード上級副社長)

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PR版「世界の車窓から」を目指す本コラム、今月は「世界一小さな国」の最新トピックをお届けしよう。米タイム誌が毎年発表する「パーソン・オブ・ザ・イヤー」。2013年の「今年の人」は、3月に前法王ベネディクト16世の退位を受けて就任した、ローマ法王フランシスコだった。同誌は受賞理由を、「教会への望みを捨てていた数百万人もの心をあっという間につかんだ」と絶賛。たしかにフランシスコ法王は、就任するやいなや、ちょっとこれまでには考えられない行動を連発し話題となった。

刑務所で式典を開いたり、ホームレスのために自身のバイク(しかもハーレーダビッドソン!)をオークションにかけたり、中絶や同性婚について先進的な考えを示したり、しまいにはバチカンを訪れた10代の信者と一緒にスマホ自撮りでパシャ!――とにかく庶民派かつ明快な行動で人気は急上昇。ローマ法王庁は先日、2013年にバチカンを訪れた信者が660万人を超え、何と2012年の3倍に達したと発表した。この凄まじい動員力......ミッキーマウスやAKBさえ彷彿とさせる(笑)。

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