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本田哲也のGlobal Topics

「美女の国」ウクライナの鉄鋼工場大作戦

本田哲也(ブルーカレント・ジャパン代表取締役社長/米フライシュマン・ヒラード上級副社長)

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「Pulse of INTERPIPE」の一環で、写真やアートを学ぶ学生に製鉄所を開放するなど、さまざまな取り組みを続けている。

ブルーカレント代表の本田です。初回はご好評をいただいたようで何より。PR版「世界の車窓から」を目指して、最新トピックをお届けしていきたい。

さて、今回はロシアおよび東欧エリアから愛をこめて。この地域のPRの歴史は、世界的にもまだ若いと言える。というのも、自由なメディアビジネスが勃興したのは1991年のソ連崩壊から。いわゆるPRパーソンも90年代から登場し始めた。「じゃあ、まだまだこれからの市場なのね」──どっこい、ロシアのPR市場規模はおよそ20億ドル(2100億円)で意外に大きい(AKOS:ロシアPR協会調べ)。実に日本(900億円強)の2倍以上だ。この20年間でヨーロッパを先生にしながら急拡大したこともあるが、(またもや)日本のPR市場が小さすぎる、と思わざるを得ない(ちなみにロシアの広告市場はおよそ9000億円で日本の約7分の1)。

このエリアから、ウクライナの最新事例を紹介しよう。ウクライナといえば、「美女の国」。「美しすぎる首相」で有名なティモシェンコ元首相や、ソーシャル界隈ではバービー人形そっくりの実在女性「リアルバービー」が世界中で拡散したのも記憶に新しい。......という色っぽい前フリからの裏切りで恐縮だが、紹介する事例は「鉄鋼工場」だ。その名も「INTERPIPE STEEL(インターパイプ・スチール)」。ウクライナが独立して初の民間投資企業でもある。

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