2023年7月に突然現れた期間限定カフェ「ひみつのドリップ」はバリスタがいないにもかかわらず、本格的なコーヒーが飲めると話題になった。実はこのカフェはUCCが展開するブランド「ドリップポッド」が実施しているポップアップイベントだったのだ。本施策の目的と注力した点について担当者の小牧美沙氏に話を聞いた。
UCCが2023年7月にオープンしたアイスコーヒー専門店「ひみつのドリップ」。来店者は、専用のオーダーシートを記入し、しずく形の店内ポストに投函することでコーヒーを注文できる。「No BARISTA,But GOOD TASTE」のコピー通り、同店舗にバリスタはいないが、14種類のコーヒーとブラック・ミルク・炭酸など飲み方の組み合わせで56通りの飲み方を提供した。
コーヒーを楽しんだ後に「店主からの手紙」で種明かし
「この施策は当社のカプセル式ドリップコーヒーシステム『ドリップポッド』のプロモーションとして行った施策です。先入観なく同製品で淹れる珈琲のおいしさを感じてもらうため、あえてPRしたい商品の内容は注文後まで隠しました」と話すのはUCCグループ ソロフレッシュコーヒーシステムの小牧美沙氏。
ドリンクに添えた「店主からの手紙」で、提供されたコーヒーが「ドリップポッド」で淹れたものであることを明かす仕掛けは、来場者から好意的なコメントが寄せられた。
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