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レンタル・シェア文化を浸透させるためのブランディング (後編)

スペースマーケット/エニタイムズ

必要なときに必要なだけ利用できる経済性や合理性が支持され、広がりを見せているレンタル・シェアリングサービス。車からファッション、スペース、スキルまでさまざまなカテゴリーでサービスが生まれている。ただ、なんとなく存在は知っているものの、一歩を踏み出すには至っていない生活者が多いのも事実。成長過程のサービスの最新プロモーションを取材した。

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キッチン付きスペースを使った企業の懇親会の事例。

シェアリングエコノミーのサービスとしては、日本ではカーシェアリングが2000年代初頭から始まり、14年には154億円の市場を形成している(矢野経済研究所調べ)。近年はファッション、スペース、スキルなどさまざまなシェアリングサービスが登場し、14年度の国内シェアリングエコノミー市場は前年度比134.7%の232.7億円である。今後も訪日外国人の増加に伴い、乗り物や宿泊のシェアリングサービスへのニーズが高まると同研究所は予測している。

成長市場ではあるが、サービス品質や安全性など信頼性への懸念からサービスが浸透するには至っていない。認知を広げると同時に、サービスの利便性や信頼性を高め、メジャー感をどう醸成していくかは課題だ。また、新しいサービスを利用することで暮らしがどう変わるのかを伝えることも重要である。自治体や企業との連携による接点強化と信頼性の確保、アプリ活用による利便性の向上などに取り組む企業を取材した。

お寺から野球場、廃墟までスペースレンタル需要を創出
スペースマーケット

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ユニークなスペース活用事例を発信し、需要を刺激 
●スペースマーケット
/活用事例をつくり、それらをメディアに取り上げてもらうことで、スペースレンタルの新たな活用法を発信。ウェブサイトでは、結婚式場、野球場、無人島など、さまざまな場所の活用を提案している。

あらゆる種類のレンタルスペースを簡単に貸し借りできるマーケットプレイスとして、「スペースマーケット」が2014年4月にスタートした。その前の2000年頃から貸し会議室の検索サイトは多数存在していたものの、それ以外のスペースを探せるサービスはなかった。スペースマーケットでは、お寺、結婚式場、映画館、無人島、廃墟など、従来のレンタルスペースの概念を超えるユニークなスペースも取り扱う。

スペースマーケットのオウンドメディア「BEYOND」では、レンタルスペースのユニークな活用事例が数多く紹介されている。例えば、映画館を使った企業のキックオフイベント、無人島でのコスプレ撮影会、古民家での社内合宿などである。最近は …

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