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AdverTimes DAYS 2016 レポート

良い意味でお客様を裏切る 顧客をつかむブランドストーリーとは

有楽製菓 伊藤 大介 × 不二家 中川 真里

歴史を積み重ねてきたブランドの財産は活かしつつも、鮮度を保つため、新しい取り組みに挑戦していくには? ブラックサンダーとミルキーのマーケティング担当者が語り合う。

有楽製菓 豊橋夢工場 マーケティング課 課長 伊藤 大介氏
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不二家 マーケティング本部 営業企画部 宣伝・販促担当 主任 中川 真里氏

-携わっているロングセラーブランドについて教えてください。

伊藤▶ 有楽製菓の「ブラックサンダー」は、1994年に発売され、2016年4月現在、同ブランドから9商品を発売しています。いまメインターゲットは大学生に据えていますが、当初は子ども向けということで、戦隊モノを思わせるネーミングとパッケージになりました。03年ぐらいまで伸び悩みましたが、九州だけは売れていて、口コミが広がりました。メディアで取り上げられるようになると、コンビニエンスストアが導入。露出が増えることで少しずつ売り上げていった形です。08年には体操選手が「食べている」という発言で一気に認知が進みました。一過性の売れ行きで終わるのを何とか防ぎたい思いで、11年よりマーケティング部を立ち上げ、自社プロモーション活動を開始し、現在に至っています。

中川▶ 1951年から発売している不二家のミルキーは今年でちょうど65周年。戦後、創業者が水あめと練乳という2つの素材でいかに美味しく栄養のあるものを作るかを考え、生まれた商品です。母乳の懐かしさ、ママの愛情に思いを込めた「ミルキーはママの味」というキャッチフレーズを受け継ぎ、現在も練乳のおいしさをとても大切にしています。

ミルキーは発売当初子どもだったお客さまがお父さんお母さん、さらにおじいちゃんおばあちゃんになり、家族の絆の中で育ててもらったブランド。看板娘のペコちゃんもミルキーと一緒に可愛がってもらっています。10年、20年先を見据えれば …

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