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企画の種を発見できる「聞き方」入門

聞き出したことを販促に結びつけるには?

早尾恭子

ヒットを生み出すために欠かせないのが生活者のリアルな声を聞き出す力と、そこから企画につながる核心をつかみとる力。モデレーターのプロが、企画の種を発見するための「聞き方」を指南します。

ヒットの芽を見つける

前回までは話を聞き出すことが中心でしたが、今回は聞き出した情報をどのように販促に結びつけるか、についてです。話し手は普段から自分の行動や考え方を分析しているわけではありません。

例えば、店頭販売などでアイスクリームについて聞いたときに「これは、トッピングがたくさんかかっているからおいしいんですよ」という反応があったりします。この発言からトッピングが必要ということが分かります。

販促につなげるとしたら「トッピングの種類をもっと増やそう」「たくさんのせよう」という発想が出てくると思います。

ところが、その人はその時上にかかっていたトッピングを混ぜ込んで食べていたのです。「どうして混ぜ込むの?」と聞くと、「初めから最後まで同じ状態で美味しく食べられるから」という答えが返ってきました。

このことから「トッピングは表面にかけるだけじゃなくて、中にもまんべんなく入れていこうか」「初めからソフトな口当たりにしようか」という、新しい発想が得られます。それが、次なる大ヒット商品登場の小さな芽になることがあるのです。

世の中にはトッピングのかかっているアイスクリームは数多くありますし、トッピングが多い方が嬉しいというのも予測はつきます。でも、わざわざ混ぜ込んでいる行為=「事実」にくっついてきたたくさんの「気持ち」を分解したのち集約してみると意外なことが分かってくるのです。

発想力を養う

表層的なことだけで分かった気にならず …

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