ブレーンのCreative Naviのコーナーに多数登場するクリエイターたち。それぞれの職種のスペシャリストたちの、仕事の実像に迫ります。

ヒガシックス
美術デザイナー
照明ディレクター。2005年、GO-SUNSを設立。2007年、照明技師として独立。2016年、WHITNEY所属。広告映像を中心に、ムービー、スチール、舞台、イベントなど、活動領域は多岐にわたる。
柔軟な対応力とホスピタリティが重要
「10代の頃から竹中直人さんの大ファンで、高校卒業後に竹中さんの事務所で働かせてほしいと連絡しましたが、見事に断られました。しかし、その時の縁で紹介されたのが映画『連弾』(2000年)の撮影スタッフの仕事。そこで照明アシスタントの仕事をしたのが始まりでした」。
そう話すのは、UQmobile「UQUEEN」や資生堂「アネッサ」のテレビCMを手がける、ライティングディレクターのHIGASIXさん。
映画制作の仕事から業界に入って間もなく、広告制作にも携わることになる。きっかけはTUGBOATの多田琢さんが脚本を手がけた映画『SURVIVESTYLE+』(2004年)の撮影にて、監督でCMディレクターの関口現さんや、カメラマンのシグママコトさんと出会ったことから。「チーフアシスタントを経て、シグマさんから広告の仕事の依頼を受けることが増えていったのを機に、独立しました」。