ブレーンのCreative Naviのコーナーに多数登場するクリエイターたち。それぞれの職種のスペシャリストたちの、仕事の実像に迫ります。
映像の精度を上げるために現場に行く
「皆が撮影現場でつくり上げるものを映像に採用するのも、切り捨てるのも自分。責任を持つ意味で、必ず現場に行って全ての工程を見ることに決めています。監督やクライアント、現場の反応や雰囲気も編集の参考になるんです」と話すのは、オフラインエディターの田中貴士さん。オンラインの本編集の前段階として、映像の全体構成をつくる仮編集の役割を担っている。大塚製薬「ポカリスエット」の「NEO合唱」や「羽はいらない」篇、相鉄ホールディングス「父と娘の風景」などを手がけてきた。
ホームビデオを自身で編集する父の影響もあり、高校生の頃に初めて映像編集ソフトを触った。名古屋市の映像の専門学校を卒業後、上京しピクスに…
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