『トリリオンゲーム』の魅力のひとつは、大企業にハッタリをかましながら1兆ドル稼ぐ主人公・ハルの大胆な性格や言動です。そこで、「ハルが実在の大企業へ挑戦状をたたきつける」という大胆な広告で、作品シズルを表現しました。ハルの煽りに対してサイバーエージェントが返答する渋谷駅の「バトル広告」は、サイバーエージェントの藤田晋社長が漫画の作品監修に入っていた繋がりから実現しました。架空のキャラクターと実在の企業が煽り合う、次元を超えた対決となりました。神保町駅・新宿駅に掲出した広告では、「科学」「唆そそる」といった言葉を入れることで、明言せずとも原作者が同じ稲垣理一郎先生の某漫画を煽っていると「わかる人にはわかる」コピーにしました。気づいた漫画ファンからは「アツい演出」「唆る広告」と大きな反響がありました。(博報堂プランナー 内山智義)
- 企画制作/博報堂
- CD+C/内山智義
- CD+PRプランナー/根本崚佑
- C/勝木英行
- AD+D/奥野凛
- AE/井上芸、石井健太、工藤祐基
- 製版+印刷/精美堂
- 掲出/東急東横線渋谷駅・京王線新宿駅・東京メトロ千代田線赤坂駅・東急田園都市線二子玉川駅・JR品川駅・東京メトロ銀座線赤坂見附駅(7/10~7/16)、東京メトロ半蔵門線神保町駅(7/12~7/18)