今回は「腕時計の新しい価値」をテーマに、25歳以下のクリエイターとアーティストらがタッグを組んで映像作品を制作。シチズン時計とともに、若年層に腕時計の魅力を伝える取り組みだ。
「新しい時計の価値」を表現
スマートフォンの普及やライフスタイルの変化により腕時計を身につけない若者が増えている今。本プロジェクトは若い世代と映像作品を共同制作することで腕時計の新しい価値を模索し、伝えていくことを目的としている。
常に腕時計の本質を問い続け、飽くなき挑戦を続ける「CITIZEN」ブランドと常にチャレンジングなアーティスト・タレントが集うアミューズ、そして新進気鋭の映像監督たちとともにスタートした。出演者も監督も「25歳以下」だ。シチズン時計 宣伝部部長の田中繁さんも「これからの時代を牽引する若い世代の方々にとって、時計とはどのような意味を持っているのか。決してひとつではないその答えに近付くために、今回のプロジェクトを通じて、“新しい時計の価値”をどう表現してくれるのか楽しみにしています」とコメントしている。
賛同メディアにTOKYU OOHが参画。クリエイティブの最大化を図る発信装置として、渋谷を中心としたOOHメディアの屋外ビジョンを扱う東急エージェンシーが協力し、オリジナルコンテンツの放映協力を行う。
「我が愛しの純喫茶」篇
青山さんコメント:僕が時計について再発見したように、この動画が、普段身近にないものとの出会いのキッカケになり、見てくれた方のこれからに新しい楽しみが届けられることを願っています。
西さんコメント:U-25の視点で、“本物の歴史を備えたC7(シーセブン)は、付け焼刃のレトロじゃない”っていうところまで伝えたい。それが企画の出発点になりました。
- 企画+演出/西遼太郎
- D/平井彩萌
- Pr/青山勝哉
- PM/宮崎陽和
- 撮影/オカザキタカユキ
- 照明/田島慎
- 編集(オフライン)/黒田朋音
- MIX/戸田航
- HM/安藤メイ
- ST/山下莉央
- プロダクション/FIELD MANAGEMENT EXPAND
- 撮影協力/POP BORN
- ロケーション協力/珈琲亭 ルアン
- 出演/青山凌大、小野明良、宮田拓、愛田天麻、天野瑞希、大内薫
「時間は生まれる」篇
NOAさんコメント:僕はアーティストとして曲づくりや表現をするとき、最初の1秒を大切にしています。それで聴く方の心を掴めるかで、その曲の印象が変わると思うのです。今回の映像も、僕も監督もこだわった最初のシーンにぜひ注目していただきたいです。「時計」というモノが寄り添う、「時間」という目に見えないものを大切にした映像です。
瀬戸光さんコメント:企画を立てる中でまず考えたのは「時間とは人にとって何だろう」ということです。人には誕生日があり、恋人同士も「今日は記念日だからお祝いしよう」という気持ちがあると思います。大切な瞬間に、時間が刻まれていくのではないか。それが企画の始まりです。
- 演出/瀬戸光拓也
- Pr/野口滉太
- PM/成川昌太郎
- 制作/赤田遥海、陳芷荺
- 照明/高橋亮
- HM/クラークユカリ
- ST/ヤマキイオリ
- 車両CRD/松村好郎
- プロダクション/FIRSTORDER
- 出演/NOA、AKIRA、davis、zoey
「ガールミーツベアー」篇
国本さんコメント:今回の映像では、演技の中に自分の内面が滲み出ていると思います。もちろん、あえて表現に徹したところもあります。国本梨紗が考える面白いって何だ?なんて予想しながら見てもらえたら嬉しいですね。
櫻井さんコメント:私たちの世代にとって時計って、ちょっと遠い存在だけど、近付いてみると惹かれるものがあるな、というように今は感じています。今回の映像では、動画を見慣れた同世代のみんなが見たことのない表現にチャレンジしています。
- 企画+演出/櫻井美希
- EPr/朝比奈雄尚
- Pr/倉科雄介
- PM/佐藤美月、有里光司
- 撮影/小平智紀
- 編集/柏尾尚輝(オフライン)、中島界斗(オンライン)
- DIT/阿部毅
- 録音/上山隆司
- MIX/齋藤亘
- HM+ST/小野沙友美
- プロダクション/TYO drive
- ロケーション協力/ホウリーウッズ久留里キャンプ村
「まなざし」篇
鈴木さんコメント:自分は変に凝り固まった人間にはなりたくないと思っていて、今回、時計というものに改めて出合って、まだまだ知らないことだらけだな、知らないことにも魅力的なものはあるんだなっていうことに気付けたのは大きな経験でした。
田中さんコメント:スモールマスとか分断の時代とか言われる昨今、相互理解のツールとして、もしかすると自分自身の内面を推し量る手段としても大切な役割を持ちうる。そんなことを思いながら企画しました。そんな経緯で、人の成長や変化とそれを見つめる誰かのまなざしをいかに表現するか、というのが今回のコンセプトになっています。
- 演出/田中靖人
- Pr/下航
- PM/神尾駿太
- 撮影/橋本克之、白濱信貴(サブ)
- 美術/高嶋俊彦、水野秀樹
- 編集/金子颯
- 音楽/The スーパークール『祝葬』
- ST/篠原奈緒子
- プロダクション/シースリーフィルム
- 出演/鈴木仁
「針の速度」篇
菊池さんコメント:作品の中の日常感を高めることが、この美しさを引き出すことに繋がると思ったので、自然に見えるよう言葉や仕草一つひとつにこだわりました。
髙田さんコメント:お守りのように、大切に時計を見つめる主人公。楽しい分、名残惜しくなる時間。なんてことない日常なのにずっと記憶に残る、そんな場面に焦点を当てました。
- 演出/髙田青二才
- Pr/島瀬悠光加
- PM/中村瑠里
- 撮影/高橋史弥
- 照明/藤江立
- 美術/土肥悠見子
- カラリスト/齊藤一徳
- MIX/浅田将助
- ST/藤井希恵
- HM/小野紗友美
- 出演/菊池日菜子、大熊花名実
「Me time」篇
平野さんコメント:時間は、楽しいときは短く、しんどいときは長く感じます。不思議ですよね。時間って大切なものだけど、それに気付けないこともあります。今回の動画は私にとって、時間の大切さを改めて感じる機会になりました。
Spikey Johnさんコメント:平野さんから生まれる音と、それと重なり合うような音。その組み合わせによって、時間を表現しています。
- 演出/Spikey John
- Pr/二見尚孝
- PM/Kioshi Walter
- 撮影/上原晴也、上野真茂(サブ)、木下海斗(サブ)
- 照明/池田圭介、涌井光、杉山章太郎
- 制作/t.k.、中町右京
- HM/村木アケミ
- プロダクション/GROUNDRIDDIM