私的に好き、でいいのかも。
オタク気質じゃないことが、コンプレックスです。何の疑いもなく好きな物をまっすぐに好きと言えて、熱く語れる人はかっこいいし羨ましい。かたや自分には趣味らしい趣味もなく、推しらしい推しも特にない。「いちばん好きな◯◯」みたいな質問に答えることにも苦痛を感じて生きてきたので、コピーを3つ選んでよい今回は、いくらか気持ちが楽でした。
テレビ朝日/2004年
〇C/非公開
やずや/2007年
高須クリニック/1990年頃
〇C/高須シヅ
TCCに限らず、年鑑に載るような仕事は、みんなが目指す山になると思っています。なので、せこくてラクしたい私は、できるだけ「自分だけが目指す山」を見つけたいと日々思っています。競争が少ないし、コピーライターとしての希少価値が高くなるから。「このコピー、めっちゃいいのに、賞とかには入らないだろうな」という仕事を見つけると、自分だけの新しい山を見つけた気分になり、ニンマリしてしまいます。
というわけで、TCC年鑑には載っていない(であろう)大好きな仕事たちをピックアップしました(コピラで検索しましたが、載っていたらごめんなさい)。私が登りたいのは、こんな山々です。
一つ目は、「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」。このコピーが素晴らしいのは、サッカーに限らず、いろんな場面で二次使用されていること。「絶対に...