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アニメーションの仕事の実情「1枚1枚、手作業で描ききる」

岸本 威

ブレーンのCreative Naviのコーナーに多数登場するクリエイターたち。それぞれの職種のスペシャリストたちの、仕事の実像に迫ります。

岸本威(きしもと・たけし)
埼玉県出身、多摩美術大学情報デザイン卒。ガレージフィルムを経て2013年イアリン入社。在籍中に1年半プラハ本社勤務を経験し、2018年フリーランスに。CM、テレビを中心に手描きアニメーションのさまざまな表現方法で数多くのプロジェクトを手がける。キャラクターデザイン、アートディレクションを得意とし、ジャンルを超えた幅広いクリエイティブで実績を積む。

1枚1枚、手作業で描ききる

新卒から約15年間、アニメーターとしてテレビCMを中心に実績を積んできた、フリーランスの岸本威さん。美術大学への進学を目指して予備校に通っていた頃、講師を務めていた大学生の卒業制作を見に行った。その際に展示されていたのが、先輩のアニメーション作品。そこからアニメに興味を持ち、大学に入学後、早い段階からアニメ制作を学び始めた。卒業後は2社の制作会社を経て、2018年に独立。現在に至る。

1社目のガレージフィルムでは、テレビCMにおける多様なアニメーション表現を学んだ。「案件ごとにテイストがさまざまで、毎回新しい手法や表現に挑戦できて新しい発見があるのが、テレビCMにおけるアニメーションの...

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