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名作コピーの時間

祝福と呪いのコピー

三島邦彦

    ただ一度のものが、僕は好きだ。

    キヤノン販売/1978年
    〇C/秋山晶

    本当に変わってゆくことは、インターネットがどうしたこうしたじゃねーだろう?もう少し優しい自分だったりするだろ?困っている人を見て見ぬふりをしないことだったりするだろう?

    トヨタ自動車/2001年
    〇C/山本高史

    考えよう。答はある。

    旭化成ホームズ/2012年
    〇C/磯島拓矢、平山浩司

祝福と呪いのコピー

名作コピーは、世界への祝福であるとともに、呪いなのだと思います。

就職活動が終わった夏。人生で最も暇な日々。大学の図書館で見た、1978年のコピー年鑑。土のグラウンドにまっすぐ白い線を引く男性の俯瞰写真。「ただ一度のものが、僕は好きだ。」という言葉。この一行を見た瞬間、この「僕」は、僕になりました …

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祝福と呪いのコピー(この記事です)
愛の数をもっと増やせるような企画をつくりたい
人の生き死にを前にして、広告にもできること
ふつうと戦い、時にふつうを愛しながらコピーを書く。
スパン!と音がなるぐらい速く感じさせるコピー
コピーライターってカッコいい仕事じゃないか
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