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DIRECTOR'S WORKS

AGCの、思わず真似したくなる歌とダンス

松山茂雄

気になるあのCMの演出について、ディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、高橋一生さんの歌とダンスが印象的なAGCの企業広告だ。

松山さんが描いた絵コンテ

一度聴いたら忘れないリズムとフレーズ

♪~なんだし、なんだし、AGCとリズムに乗って左右に大きく手を振りながら、教室に入って来る俳優 高橋一生さんと先生。「これ、なんだし?」と窓を指差す高橋さんに、「これ、AGCのガラスだし」と答える先生。そして、「たくまし~」とガラスに頬ずりする高橋さんをクールに見つめる子供たち。一度聴いたら忘れないフレーズとリズム、そしてユニークなダンスが印象に残るのは、AGCの新CM「なんだしAGC」だ。

「当初は、ダンスの振付がもう少し複雑でした」と話すのは、演出を手がけた松山茂雄さん。「CDの大島治さんと話す中で、ダンスを見た子どもたちが真似したくなるものを目指し、振付はシンプルでキャッチーな方向に変更しました。とはいえ、かっちりしたダンスにしたくなかったので、僕と大島さんが2人でゆるく踊る姿を映像に収め、高橋さんには見ていただきました」 …

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