あの人はどう考えているの?気になるテーマに対して、複数のクリエイターに回答していただくコーナーです。
「典拠は万葉集」に驚いた。大学での専攻、思い入れもあるから。
意外な「令」という撰字も、ラ行の音感も新鮮で、なるほどそう来たかと、感心しました。ネーミング術としては、なかなかのものです。それ以上に、万葉集を典拠にしたのは驚きでした。実は、私の娘の名前も、柿本人麻呂の歌から、二文字を採ったものです。誕生の季節も入っています。そしてなにより、相聞歌(ラブソング)なんです。「夏野ゆく牡鹿の角の束の間も 妹が心を忘れて思へや」……ね、いいでしょ。
尖ってる。
菅官房長官が会見台に額を置き直した瞬間、ちらり「ひとやね」が見えました。明治、大正、昭和、平成と、一文字目の上部が平らだったから、あれっ、何だろうと。「令」までは、想像が及びませんでした …
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