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UP TO WORKS

リリー・フランキー演じる「さけるグミおじさん」登場

「2月男性」篇

男性:おやじ、長いの。

さけるグミおじさん:あいよ。

男性:景気はどう?

さけるグミおじさん:やっぱこの時期はダメだね。

男性:バレンタインだもんなー。
さすがに"さける"はないわな。

さけるグミおじさん:でもさ、知ってた?

男性:え?

さけるグミおじさん:今年のバレンタインデー仏滅なんだよね

男性:おっ

さけるグミおじさん:ってことは?
ワンチャン、イケる~?

男性:あるね~

さけるグミおじさん:あるっしょ。

NA:2月のさけるグミ

「2月女子高生」篇

女子高生:おじさん!
今年のバレンタインデー仏滅ってほんと!?

さけるグミおじさん:ほんと、ほんと。

女子高生:えーあたしたちどうすればいいんですか?

さけるグミおじさん:でも見てごらん。
次の日は大安なんだよね。
チョコはリスケして、14日はグミを、裂いて
ハートの縁結び~

女子高生:やばみーーーー!

NA:2月のさけるグミ

さけるグミおじさん:友達にも教えるんだよ。

女子高生:はい!

さけるグミおじさん:ちなみに長いのだとこれができまーす。

女子高生:手編みーーーー!

「3月」篇

子ども:なにこれ!

さけるグミおじさん:いとをかしだろ~

子ども:すげー!

さけるグミおじさん:待てよ。こうすると
この人が抜いて、頭に差しましたっていう
ストーリーが生まれるね。

子ども:おー!

母親:ちょ、あなた、子供の前でなんてことしてるんですか!

さけるグミおじさん:え、なんか面白いかなーと思って。

母親:あんた頭さけてんじゃないの!

さけるグミおじさん:なるほど。それクリエイティブですね。

NA:3月のさけるグミ

「セレブ」篇

子ども:これください!

さけるグミおじさん:はい、108万円。

子ども:ママー!108万円!

母親:あら、意外とするのね。

さけるグミおじさん:うち、高いんすよ。

母親:100万と8万円。

さけるグミおじさん:せっかく来てもらったんでね、サービスしますよ。

母親:あらなんて言うの?

子ども:おじさん、ありがとうございます!

さけるグミおじさん:いえ、もう出口までお持ちしますんで。
また来るんだよ。

子ども:うん!

さけるグミおじさん:絶対来てねー!

NA:アフタヌーンのさけるグミ

さけるグミおじさん:お母さんマストでー!

「いろいろあるよ」篇

さけるグミおじさん:あるよ、あるよ~
いろいろあるよ~
はい~、
グレープ、グレープ~
はい~、ピーチ、ピーチ~
はい~いちご、いちご~
はい~、トマト、トマト~
あ、これリンゴか。
はいはい、あるよ、
あるよ~いろいろあるよ~
よっ、あるよあるよ、
いろいろ。あるよ。
よっ。よおっ。

NA:どうでもいい日の
さけるグミ

「井戸端会議」篇

おばちゃん:そういえば、隣に越してきた例の新婚さん!

さけるグミおじさん:うんうんうんうん
もう裂けちゃった!?

おばちゃん:そうなのよ~

さけるグミおじさん:で?で?

おばちゃん:旦那のほうがさ~
お向かいのご夫婦の奥さんと仲良くなって

さけるグミおじさん:まさか!?
引き裂いちゃった!?
あらららららら

おばちゃん:これ絶対内緒よ。

さけるグミおじさん:言わないよ~俺、口堅いもん。

おばちゃん:あたしはここに来るとなぜかさけちゃうのよね~
口が。

NA:昼下がりのさけるグミ

さけるグミおじさん:もっと、もっと、
もっとちょうだいよ

「レア商品」篇

さけるグミおじさん:どれもうまいよ。

男性A:てかここさけるグミの専門店だよな。

男性B:定番しかねーじゃん。
チッ、行こうぜ。

さけるグミおじさん:ちょっとちょっと、君らさけるグミマニア?

男性B:まあ。

さけるグミおじさん:これあんまり店には出さないんだけどさ~

男性A:おー!
レインボーモデルじゃん!

さけるグミおじさん:やばみでしょ~
これうちだけだから。

男性A:ばえる!

男性B:めっちゃばえる!すげー!

さけるグミおじさん:いやいやいやいやいや、
これ勝手に作ってるやつだからさ~
ばえちゃあ、まずいんだよね~

NA:夜中のさけるグミ

UHA味覚糖/さけるグミ
テレビCM

僕が子どもの頃、お菓子は駄菓子屋で買うものでした。店には子どもあしらいのうまいおじさんやおばさんがいたものです。今やすっかりコンビニに取って代わられてしまい、きちんとした店員さんに売っていただいてるわけなのですが、コンビニでさけるグミを見ていると、生まれる時代を間違えたんじゃないかなあと思う時があるんですよね。きれいなお店よりも、いっそ屋台に並んでいたほうがこの商品は映えるように思い企画しました。
(博報堂 クリエイティブディレクター 井村光明)

  • 企画制作/博報堂+東北新社
  • CD+C/井村光明
  • PR/上家浩司
  • 演出/佐藤渉
  • 撮影/町田博
  • 照明/津嘉山誠
  • 美術/原田恭明
  • CRD/大濱孝徳
  • ST/山本美寿貴
  • HM/木下きのこ
  • 編集/本田吉考(オフライン)、田端俊朗(オンライン)
  • MA/小松徹
  • 音楽/池田耕太
  • AE/船谷由衣
  • CAS/ヤマウチトモカズ
  • 出演/リリーフランキー

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