「食えなくなっても、知らねえよ~!」というコピーと共に昨年スタートした、高崎市の「絶メシリスト」プロジェクト。他の地方都市同様、高崎市でも、街にシャッター街が広がり、個人飲食店が姿を消していた。その危惧から、「高崎の個人飲食店をテーマにした町の活性化」というテーマで高崎市が企画を募集したことから始まったプロジェクトである。
博報堂ケトル ディレクターの畑中翔太さんは、世の中の「休業を惜しむニュース」がそのヒントになると考えた。「昔から知られている店がなくなると知ると、人はその存在価値に注目するもの。その心理が使えると考えました」。そして、高崎のあるホルモン屋の主人の「次君たちが来る時、店はないかもよ」という言葉が印象に残り、「絶メシ」の名前が生まれたという …
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