8月8日、中国新聞の朝刊に紫紺と黄緑の幾何学模様が目を惹くビジュアルの広告が掲出された。中央に配された正方形を切り取り、線に合わせて折っていくと「鶴」ができ上がる。その鶴は11日に行われたサッカーJリーグ「サンフレッチェ広島×V・ファーレン長崎」戦の小・中学生限定入場チケットと引き換えできる仕組みだ。
昨年、長崎のJ1昇格が決まった後、同じ被爆の歴史を持つ両チームが働きかけ、平和記念試合を計画。初めての顔合わせとなる、今年の8月に「PEACE MATCH」が実現した。そのゲームの意義を発信し、参加者を増やすことが今回の広告の目的で、中国新聞社と電通九州が企画制作を担当している …
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