博報堂アイ・スタジオと未来酒店が共同で進める「Project Yummy」。AIを活用した味覚判定で好みを割り出し、日本酒との出会いをサポートする。
![](https://mag.sendenkaigi.com/brain/201811/images/130_01.jpg)
10種類の日本酒をブラインドテイスティングし、味わいを5段階評価することで味覚のタイプが判定される。
AIが直感による判断を再現する
「YUMMY SAKE」は、AIを使って個人の味覚を判定し、その人の嗜好に合った日本酒を提案する新しいサービスだ。開発のきっかけは、博報堂アイ・スタジオの社内組織「HACKist」で、"まだ注目されていない"データを活用するプロジェクトを始めたことだと同社 YUMMY SAKE 推進室 室長の中島琢郎さんは話す。
銘柄や価格などの情報を遮断して味わうブラインドテイスティングで好みの日本酒と出会った経験から、情報による先入観なしに「おいしい」と感じる日本酒との出会いを再現性のあるものにしようとスタートした …