読売テレビ/『ダウンタウンDX』30周年「PLAY BACK DX 30TH」OOH
なんと『ダウンタウンDX』は放送30年!30年続いている理由はシンプルに番組が「おもしろい」から。ですがテレビ離れが進んでいるのも現実です。この記念すべき30年を通じて番組視聴に繋げるため、30年続いた歴史を振り返り長く愛されていることを再認識してもらい、もう一度観てもらうきっかけをつくりたいと考えました。
UP TO WORKS
S:婚活マッチング中。
S:33歳
医師
独身
NA:男は思った。
「鼻っ柱の強い女だ、嫌いじゃない」
S:24歳
NGO団体職員
独身
NA:女は思った。
「医者か。年収は悪くないわね」
こんなひと、いたんだ。
S:いいパートナーと、出会いましょう。
想像を超える出会いを。
S+NA:パートナーエージェント
S:婚活マッチング中。
NA:女は言った。
「私、結婚しても、仕事は続けたいんですけど、大丈夫ですか?」
NA:男は言った。
「もちろん!女性の社会進出には理解があるつもりです。で、何のお仕事を?」
「世界征服です。」
「なるほど。」
今日は長いランチになりそうだ、と男は思った。
S:いいパートナーと、出会いましょう。
想像を超える出会いを。
S+NA:パートナーエージェント
S:婚活マッチング中。
NA:いい夫婦になるためには、隠し事をしてはいけない、と男は思った。
「言わなければならないことが」
「遠慮なくおっしゃって」
「…実は、私には娘がいます」
「誰にでも過去はあります。構いませんわ」
「…彼女は自分を妻だと言い張ってます」
「…」
女は、ドライマティーニのおかわりを頼んだ。
S:いいパートナーに、出会いましょう。
想像を超える出会いを。
S+NA:パートナーエージェント
婚活というと生々しくなりがちなので、キャラで描いたら臭みが抜けてちょうどいいかもと思い。違う世界のふたりを出会わせたらサービスの本質っぽいかもと思い。このマッチングOKがでたときは嬉しかったです。あとは企業の誠実さを感じるトーンに決めて。普段コンテンツ系とは真逆の監督やADがすばらしい仕事をして。最後に、この国民的キャラのCMストーリーとグラフィックコピーを考えさせてもらえるという異様に幸せな残務がのこっていました。
(電通CDC CMプランナー/コピーライター 栗田雅俊)
違う世界の2人が同じ空間に存在しているように見えるには…初対面の人に出会ったドキドキ感を出すには…原作ファンも認めてくれる描き方にするには…品があり知的な印象にするには…といろいろ考えていましたが全てを解決している素敵なコピーをいただけました。昔から何度も繰り返し読んでいたブラック・ジャックに出てくる、先生がカレーとコーヒーを注文する喫茶店を思い浮かべながら構成しました。
(電通 1CRP アートディレクター 関戸貴美子)
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