毎朝の理想と現実を表現したカロリーメイトリキッドの新聞広告
この広告は、連続した2面にわたって掲載されました。まず記事中のアイランド広告には、パンをおいしそうに食べる女の子。そして新聞をめくると、女の子の位置は全く変わらずに周りの景色が15段全面に見えてきます。そこには、こぼれた牛乳、予測不可能な猫、体操着を乾かすママ、お皿の雪崩をキャッチするパパなど、共働き夫婦と子育ての騒がしくも愛おしい朝の“あるある”が。
UP TO WORKS
2017年最後の広告は、8種類の30段新聞広告。今年新たに出会ったお客様と来年出会うであろうまだ見ぬお客様に「こんにちは。」と呼びかけています。写真は、田原桂一さんの8連作。配布地域ごとに違う写真を使用しています。ご存知のように、田原さんは昨年急死されました。田原さんは、POLAの一社提供番組「白の美術館」を企画され、昨年のコミュニケーション活動の最大の貢献者でした。ですからこの原稿は、「こんにちは」であり、「さようなら」でもあります。田原桂一さん、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
(もり クリエイティブディレクター 原野守弘)
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