「うちで踊ろう」(2020年、星野源)他
名言ヅラしていなくて、みんなのおもちゃになるようなコピーが好きです。「ダッダーン」は幼稚園でゲラゲラ笑いながら真似していた、原体験とも言えるコピー。当時はダダンというのが商品名だということも知らず、ただ語感が面白くてひたすら繰り返していたのですが、それってコピーの究極の到達点ではないかと思うのです。意味がないけれど魅力的な言葉には今でも強い憧れがあります。
名作コピーの時間
ピップ「ダダーン」/1992年
○C/石井達矢
ダイハツ「ミラパルコ」/1990年
○C/岡康道
リクルート「ホットペッパー」/2003年
○C/山崎隆明
電通に入社して、配属された関西支社では、「堀井グループ」の面々が大活躍されていて、入社前から『堀井グループ全仕事』を読んでいた私は、同じフロアで、個性の強すぎるおっさんたちに遭遇するたび、アイドルに出会ったようにドキドキしていました。「生活者側に立つこと」「嘘をつかないこと」を徹底するスタイルは、テレビで見ているときは、ただただ面白く、職場で見ているときは …