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広告クリエイターが企画 怖すぎてリタイア続出!のお化け屋敷

アミュプラザおおいた「密室ホラーハウス『訪問者』」

2015年10月、大分市の商業複合施設アミュプラザおおいたに、期間限定のお化け屋敷が出現した。あまりの怖さにリタイアが続出したというこのお化け屋敷、プランニングしたのは広告クリエイターだ。

01,02 「密室お化け屋敷『訪問者』」の内部。血だらけのワンルームが舞台。参加者を没入させるため、部屋のリアリティにこだわった。

広告クリエイターがなぜお化け屋敷を作ったのか

商業施設の中に再現されたワンルームマンション。帰宅すると、家の中は血の海、そして部屋の中には彼氏の首なし死体が…。実はこの部屋は、1年前に不倫カップルが惨殺されたいわくつきの物件。当時カップルを殺害し彷徨い続ける「幸子」が、まもなくこの部屋を訪れる。さあ、もう時間がない。どうやってここから生還する!?

「訪問者」は、アミュプラザおおいたで約20日間にわたり開催されたお化け屋敷である。企画したのは、BBDO J WESTの眞鍋海里さん。2013年にオートウェイの「雪道コワイ」(車で雪道を走っていると、突然目の前に白装束の雪女が現れるホラー動画)を手がけたクリエイターだ。「雪道コワイ」を見た関門海峡ミュージアムの担当者から「お化け屋敷を作ってもらえませんか?」とオファーを受け、2014年に福岡県の関門海峡ミュージアムで「海峡お化け屋敷 まち子の隠れんぼ」を、翌年「訪問者」を企画した。

「『雪道コワイ』を制作する際にホラーを研究し、『恐怖とは心理的不安の積み重ねである』と学びました。つまり、何が起こるかわからない状況が人を不安にさせる。これまでのお化け屋敷は、お化けがわっと人を驚かす“びっくり屋敷”です。でも、本物のお化けはそんなふうに人を驚かさないですね?であれば、本物の恐怖を追求するお化け屋敷を作ってみようと思ったんです」と眞鍋さんは話す。

「海峡お化け屋敷 まち子の隠れんぼ」は、隠れんぼの鬼にされたまま死んだいじめられっ子の「まち子」が …

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