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ミクロ・マクロの世界へ旅するニコンミュージアム

ニコン「ニコンミュージアム」

東京 品川駅そばのニコン本社に2015年10月、企業ミュージアム「ニコンミュージアム」がオープンした。その目玉コンテンツは、レンズを通してさまざまなスケールの世界へと旅することができる体験型テーマシアターである。

01 「Universe of Nikon」内部。高さ3.5×幅4.5メートルのスクリーンが視野を覆う。


02 レンズを模したボーリング球大の操作用デバイスで再生するコンテンツを選ぶ。

ニコンスピリットの源泉を体感する場所

「ニコンミュージアム」は、2017年のニコン100周年に向け、同社本社内に設けられた企業ミュージアムだ。ニコンと言えば、一般的にはカメラ製品で知られているが、産業分野に目を向ければ、半導体・FPD露光装置や測定・検査機器から顕微鏡、さらには人工衛星に搭載される光学機器まで幅広く扱う光学メーカーである。

次の100周年に向け、こうしたニコンの価値創造の基盤となっている同社のスピリットを「原点としての光学」「精密の追求」「生きた技能の伝承」「信頼と品質」「不変性と革新性」「時代の最高を目指して」の切り口で紹介し、来場者にニコンらしさの源泉を感じ取ってもらうのがこのミュージアムの趣旨である。同社の歴代カメラのほか、報道カメラや実際に動く測定器やエンコーダが採用されているロボットアームなど、普段は目にすることができない珍しい展示物が並ぶ。

こうした展示の中で目玉コンテンツとして設置されているのが、体験型テーマシアター「Universe of Nikon(ニコンがひらく世界)」である。ミュージアム入口に設置された直径6.7メートルの円筒形シアターで、中には視野角120°の曲面スクリーンが床まで継ぎ目なくゆるやかに覆っている。

スクリーンの前には …

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