プロ・アマ問わず、コピー一本で競い合う参加型コピーバトル。それがC-1グランプリ。今回の課題は「レスリングをオリンピックに復活させるコピー」。猛暑の中、岡部正泰さんと小林弘昌さんが暑い審査を行いました。
出題テーマ:「レスリング」をオリンピックに復活させるコピーを募集!
オリンピックで、除外されるわけないと思っていたレスリングが、今年の2月にいきなり除外されるというニュースが世界を駆け巡った。
日本中がビックリしたニュースには違いない。5月には最後のひと枠を争う3競技の中に入ったから良かったが、それでもまだ除外の危機は去ったわけではない。そんな中で、「レスリング」をオリンピックに復活させるコピー、というテーマでC-1グランプリを争ってもらったが、3月以降は、マス媒体等ではそのレスリングの話題はほとんど露出しなかったので、応募は少ないかな、と思っていたが、1000案を超える案をいただき、予想外の反響でそこにもビックリした。
レスリングというと吉田沙保里、浜口親子の話題が多々見られたが、そういうアプローチは、安易だなあ、ということでご退場願った。人類最強ネタも多かったが、その言葉自体に頼ってしまうと、そこまでのコピーになってしまう。以外にむずかしいレスリングとオリンピックのつかず離れずの関係を言えてるな、と思ったコピーで、復活させたい、という意思を感じるコピー。なおかつ肩の力は抜けてて、ウイットも感じさせる、ということで、今回はこのコピーをグランプリに選ばせていただきました。
でも、選ぶのってむずかしい、ほんと。(岡部正泰・小林弘昌)