街の風景が「贈りもの」になる
ホンマタカシ《三越包装紙》
鮮やかな色彩と柔らかな抽象形が多くの人から愛されている三越の包装紙は、1950年に猪熊弦一郎によってデザインされた。「華ひらく」と名づけられたこの包装紙をモチーフに、ホンマタカシが三越本店のある東京日本橋や猪熊の故郷である香川県の風景を切り取った。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館では、ホンマタカシによる《三越包装紙》の特別展示を11月6日まで開催している。
当初はテレビ番組で生まれた企画だったが、…
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