若手コピーライターの登竜門とも呼ばれる「宣伝会議賞」。その最高賞であるグランプリの受賞者は受賞後、生活や気持ちに変化があったのでしょうか。前回、第55回「宣伝会議賞」でグランプリを受賞した林次郎さんに、受賞から半年経過した現在の率直な思いを聞きました。
─実際にグランプリを受賞して、受賞前に抱いていたイメージと違いはありましたか?
応募を始めた第48回の時には、受賞なんて、とても現実的な夢には思えませんでした。コピーライターの仕事をしているわけでもない、自分のような一般の人には天井とかがあるのかな、って思っていましたから。ですが、初めてファイナリストに選ばれた第51回の贈賞式に行った時に、意外とプロではない人も多いことに気付いたんです。そこで、やっとグランプリまでの道筋が見えてきて、実際に第55回でグランプリを受賞して、「良いもの書いたら、グランプリまで繋がってるやん!」と実感することができました …
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