コピーゴールド:骨粗鬆症財団【キャッチフレーズ】
骨粗鬆症が自分や身近な人に関わることだと考えてもらえるような広告アイデア
コピーゴールド
「5人に1人。」抽選なら当たる気がする。

会社員 柳井 芳文(24歳)
このたびはコピーゴールドという素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。今回の課題をきっかけに骨粗鬆症について考え、両親はじめ大切なひとたちに呼びかけることができました。もしかしたらこの事が今回一番の財産かもしれません。
現在は広告会社を離れましたが、受賞を機に広告コピーの楽しさを再認識しました。4年前、アイデアの学校で広告の楽しさに出会った直後に初めて応募したものの、自信満々に購入した一次通過作品発表号のどこにも名前が載っていなかったときの衝撃、そしてその悔しさをバネに翌年10本通過できたときの喜びは今でも鮮明に記憶しています。
気付けば毎年の恒例行事になっていたので、来年以降「宣伝会議賞」に応募できなくなってしまうことが少し寂しくはあるのですが、今回の受賞、そしてその後頂いた数々の温かいお言葉を励みに、どこかでコピーを書き続けようと思います。協賛企業の方々や審査員の方々、宣伝会議の方々、家族、近くで支え続けてくれたひと、そして私が環境を変えても変わらず応援してくださった全ての方々に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
骨粗鬆症財団 事務局長 石井 成幸氏
柳井 芳文さま
このたびは第55回「宣伝会議賞」でのコピーゴールド受賞、誠におめでとうございます。今回初めて参加した当財団の課題に沢山のご応募をいただき、その中から柳井さまのゴールドが生まれたことは、私たちにとっても非常に嬉しく、このような栄誉に関わりを持つことができましたことを大変光栄に思います。
この作品の「5人に1人」とは、50歳以上の男性が骨粗鬆症で骨折する確率です。骨粗鬆症は女性に多い疾患なので、私たちの意識はいつもそちらに行ってしまいがちでした。「骨折」を「抽選」に喩えてみたことでそれがとても身近なものとなり、「5人に1人」は起こりそうな「当たり」感だと気づかされました。第55回「宣伝会議賞」に参加させていただき、誠にありがとうございました。柳井さまの今後のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます …