応募者の中でも特に学生の皆さんは、憧れのコピーライターの方たちが普段どのような場所でアイデアを生み出し、コピーを書いているのか、なかなか想像がつかないのではないでしょうか。そこで、前回の「宣伝会議賞」の大学生チーム対抗企画の優勝チーム、「ゴセンボンノック」の3名が、第一線で活躍するコピーライター道面宜久氏の仕事場に訪問し、コピーや言葉について話を聞いてきました。

Respondent

TUGBOAT2
クリエイティブ・ディレクター/コピーライター
道面宜久(どうめん・のりひさ)氏
1972年生まれ。主な仕事にキユーピー、小田急電鉄、NTTドコモ、キヤノンなどがある。TCC新人賞など受賞。
Q. 道面さんの考える「良いコピー」について教えてください。

大学4年生
北浦 俊さん
A. 商品もしくはブランドに何かプラスの作用があるものが最終的には良いコピーだと思っています。
難しいですね。まず、商品が売れるコピーは良いコピーです。結局、商品が売れなければ広告としては意味がないと思います。さらに、書く力だけでなく、たくさん書いたコピーの中から「選ぶ」センスも必要になりますし、コピー単体で見たときには強くなかったけど、例えばビジュアルとかストーリーの中に落とし込むことでコピーが強い言葉になることもあります。なので、いろんな方向から良し悪しが考えられます …
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