

ターゲットの生活導線に合わせて交通広告を展開した。
フォロー機能を使うと オリジナルコンテンツを体験できる
ヤフーは9月18日、同社のさまざまなサービスを利用することができる「Yahoo! JAPANアプリ」のダウンロードと、「フォロー機能」の利用促進のためのキャンペーンをスタートした。ターゲットは、自分の関心事に関して、積極的に情報収集をする20代を中心にした若年層。この世代に活用してもらうため、訴求したのがアプリの「フォロー機能」だ。この機能は、ユーザーそれぞれが興味のあるテーマをフォローすると、それに関連した記事をまとめて閲覧できたり、最新情報がタイムラインに流れてきたりするもの。
企画を手掛けたヤフー マーケティング&コミュニケーション本部の山下徹氏は、「さまざまな分析やユーザーインタビューを重ねる中で、『フォロー機能』を一度利用してみると、継続的に使いたいという意向が高まることがわかりました。一方で、この機能を初めて活用してみた人やアプリを使ったことがない人に、正しく理解してもらう流れに課題があることもわかりました」と話す。
そこで企画したのが、すでに熱量の高いファンが多くいるキャラクターやタレントを起用し、「Yahoo! JAPANアプリ」上でフォローしてもらうことで、情報を入手できることを体験してもらうキャンペーンだ。
まずは人気テレビアニメ「おそ松さん」とコラボレーション。アプリで「おそ松さん」をフォローすると、月曜日から日曜日にかけて登場人物の6つ子が「励ますオリジナルボイス」を配信されるというものだ。この特典を訴求するために、体験型の交通広告を実施。池袋駅に設置された広告の前に立つと、実際に6つ子の声が聞けるようにした。また、YouTube上で動画広告を実施している。
さらに20代に人気のガールズバンド「SILENT SIREN」と、アイドルグループ「仮面女子」を起用。「おそ松さん」の企画と同じく、フォローすることでオリジナルコンテンツを楽しむことができる。前者は31日間連続でオリジナルのドラマを、後者はメンバーのアイドル16人が就寝前に1日の頑張りを褒めてくれる動画を公開した。これらも交通広告とYouTubeなどを通じて告知していった ...