アラレちゃん、両津勘吉…人気キャラクターが駅に登場
7月15日、東京メトロ171駅に集英社のマンガ雑誌『週刊少年ジャンプ』往年の人気マンガのキャラクターを起用したポスターが登場した。それぞれの駅の乗車客の特徴に合わせて、マンガの登場人物がコメントしている。
例えば、行政機関の官舎が建ち並ぶ「霞ケ関」では、「Dr.スランプ」の主人公アラレちゃんが「だいじんってつおい?」と尋ね、日本を代表するターミナル駅である東京では「キャプテン翼」に出てくるゴールキーパーの若林源三が、マンガ内でのセリフをもじって「東京駅こそが日本のS・G・T・S(スーパー・ガンバリ・トレイン・ステーション)だ」と宣言する。
また、おしゃれな店が並ぶ広尾では「銀牙 ー流れ星 銀ー」の犬たちが「く…この街ではお洒落な犬しか暮らしていけないのか!?」と吼え、湯島天神があり受験生のお参りも多い「湯島」では、願いごとを叶える「ドラゴンボール」のキャラクターのシェンロンが「合格したい?ならば勉強するのだ」と諭す。
そして、老舗の飲食店も多い神田では、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉が寿司屋の板前になり「いらっしゃい!!」と威勢よく迎えてくれる。
制作されたポスターは139種類。どれもマンガのキャラクターと駅の特徴をうまくとらえており、キャラクターを知っている人であれば、目を留めて見入ってしまうほどの完成度だ。
かつて読者だった大人をもう一度振り向かせる
これらのポスターは「週刊少年ジャンプ創刊50周年」を盛り上げ、話題化を図る狙いで東京メトロとのコラボレーションによって実現している ...