アメリカンフットボールリーグ・NFLの優勝決定戦「スーパーボウル」が、今年も開催された。テレビ中継枠のCM出稿料は今年も過去最高額を更新し、30秒450万ドル(約5億3000万円)を超えたと見られている。今回の“広告アイデア合戦”の中から、特にユニークなものをピックアップして紹介する。
YouTubeでは、同CMのフルバージョン(約180秒)が閲覧できる。再生回数は2月20日現在で5500万回を超えている。
スーパーボウル視聴者に向けて「ありのままで」とメッセージ
テレビCM P&G「#LikeAGirl」
毎年、年間最高視聴率を更新するスーパーボウルのテレビ中継。今年の全米推定視聴者数は1億1100万にのぼり、視聴率は49.7%と史上最高記録を更新した。これだけ多くの人々に向けて自社のメッセージを発信できる機会は、そうそうない。しかし、5億円かけてオンエアしたCMが、はたして本当に視聴者に受け入れられたのか、ブランドイメージを向上できたのか、広告主は気になるところだろう。
調査会社のiSpot.tvが、CMと関連したWeb上の行動(動画サイト視聴、SNS閲覧、検索など)を数値化し、視聴者とより深くエンゲージできたCMをランキング化した「Top 10 Super Bowl Ads by Digital Activity」によると …
あと79%