親しい友人に贈る「友チョコ」、男性が女性に贈る「逆チョコ」、自分へのごほうび「マイチョコ」、義理チョコの派生型「世話チョコ」…。日本では菓子メーカーを中心に、企業が毎年あの手この手とアイデアを絞り出すバレンタイン商戦。米国では「男性から女性にプレゼントを贈る日」と認知されており、恋人たちのイベントに商機ありと各社がそれぞれ動きを見せている。
ブランドの広告塔であるトップモデル「エンジェル」の5人を起用。チアリーダー姿ではなく、あえてアメフトのユニフォームに身を包み、“美しすぎる”アメフトの試合を繰り広げる。
“美しすぎる”アメフト選手たち
本当の勝負は、スーパーボウル後に始まる!
Webムービー ヴィクトリアズ・シークレット「Angels Play Football」
アメリカ女子が憧れるランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(VS)」は1月21日、第49回スーパーボウルのテレビ中継枠でCMを放送すると発表した。スーパーボウル広告主としては、あまり馴染みがないように思われるVSだが、実は出稿は1999年・2008年に続く3回目だ。
2月1日の試合当日、第4クォーターの「ラスト2ミニッツ」の後にオンエアすることが発表された30秒CMは、バレンタインキャンペーンの一環で制作されたもの。アドウィーク誌によると、企画・制作は社内で行われたという。
それに先立つ1月21日にYouTubeで公開したのは、80秒のオンライン限定ムービー。アドリアナ・リマをはじめとする5人のトップモデルが登場する。彼女たちは「エンジェル」と呼ばれるブランドの広告塔で、VSの広告・コミュニケーション活動には不可欠の存在となっている。
ムービーでは、赤と白のユニフォームに身を包んだ2チームがアメリカンフットボールの試合を繰り広げる。赤ユニフォーム側・エンジェルチームが、アドリアナのタッチダウンを皮切りに次々と得点を決め、見事勝利する様子が描かれている。
キャッチコピーは“Don’t Drop the Ball”─「絶対に …