『宣伝会議』では、世界の生活者の心理を読み解くデータをインフォグラフィックスで毎号掲載しています。今月は、マッキャンエリクソンのメディア部門であるUMが行った「コンテンツ」に関するグローバル調査を紹介します。
――この調査について教えてください。
2006年から毎年、世界中のアクティブインターネットユーザーを対象にソーシャルメディアに関して世界のトレンドや各国の特徴を調査する「Wave」プロジェクトを実施しています。昨年12月に発表した最新の「Wave8」ではコンテンツをテーマに、魅力的なコンテンツの要素や、人がコンテンツをシェアする理由、コミュニケーションに効果的にコンテンツを組み入れるためのインサイト等を得るために実施しました。これらは2014年以降、コミュニケーションを開発する上で、大きな差別化ポイントになるでしょう。
――調査から得られた発見は。
消費者が価値を感じるコンテンツと、シェアしたいと感じるコンテンツの間に大きな違いがあることが分かりました。消費者はコンテンツと感情的に関わります。コンテンツをシェアすることは …
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