ノルド社会環境研究所は、全国の20歳以上の男女個人を対象に、社会環境に関する生活者の認識についてのアンケート調査を実施した。調査期間は2014年3月17日~30日で、Webアンケートによる回答。「情報源の信頼度」「社会環境問題への関心度」「企業の評判」などをテーマにしており、2009年の前回調査からの社会変化を見ることができる。
信頼度の高さ、「大学」が日経新聞を上回る
「情報源の信頼度」のテーマでは、情報源の信頼度調査対象の35機関中、最も情報信頼度が高かったのは、「大学」で、2009年の同調査で1位だった「日本経済新聞」と逆転した。全体の信頼度スコアの平均値は2009年に比べて回復しており、特に「市区町村」や「都道府県」など、地域に根付いた行政に対する信頼度は上がっている。一方で、信頼度の低下が著しい「国・政府」とともに、全国紙やテレビの信頼度は低下。偏向報道や記事・番組の質の低下、NHK会長の言動などの問題が影響していると見られる。
生活者の社会問題への意識は、依然として震災・原発関連がトップ ...
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