ニュースのポイント:長年にわたって続けてきたこのコラムも今回で終わりになる。ソーシャルメディアマーケティング、プログラマティック、オーディエンスターゲティングなどの言葉がまだ普及していなかった頃に始めたが、この期間でマーケティング業界は大きく変わった。マーケティングは常に新しいテクノロジーを用いることで進化してきたが、その速度が幾何級数的に伸びていることを感じてもらえたならば、このコラムの目的は達成されたと考えている。
Twitterが自社外のモバイルアプリの広告枠販売を開始

『Harper's Bazaar』によるUGGのネイティブアド
Twitterが4月から、Twitter以外のモバイルアプリの広告枠販売を開始した。現在では利用の75%がモバイル経由となった同サービスは、昨年9月にアドエクスチェンジのMoPubを買収。そのプラットフォームの統合により、TwitterだけでなくWordPressやOpenTable、Tango、SongzaなどMoPubが網羅する数千のモバイルアプリにも、インストール広告およびエンゲージメント広告を配信できるようになった。
現状は非公開ベータ版のみのローンチだが、インストール広告はTwitterの広告オークションで購入でき、ターゲティングのパラメータの適用も可能だ。また、それとは別に、Twitterのシステム内からMoPub経由でインストール広告とエンゲージメント広告をプログラマティックに配信するサービスを設け、在庫をリアルタイム入札で販売する。それらの広告はバナーやインタースティシャル広告、動画、ときにはネイティブ広告として表示される。
■ソース:「アドエイジ」4月17日
Twitter to Offer Mobile Ads Beyond Twitter In Bid for Revenue