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アクティベーションツール

場所の特性を活かして世論を巻き込む

平井健一郎(unerry)

販促に欠かせないツール・手法ごとに毎号、活用アイデアが抜きんでた例を紹介。各領域の“目利き”である専門家が選んだ事例と分析を、次なる企画のヒントに。

    OOH

    Uber/ライドシェアサービス

OOHは、広告が掲出される場所との関連性がとても強い。そのため、単に人流の多さだけでなく、その場所が持つコンテキストと結びつくことで単なる不特定多数向けの広告ではない強いメッセージを発することができる。

7月に東京メトロ霞ケ関駅に掲出されていたUberの広告はまさにその一例だ。Uberと言えば、日本では宅配サービスのUber Eatsがお馴染みだが、世界では配車可能なドライバーと、自動車で移動したい利用者をマッチングするライドシェアサービスとして知られている。私も海外旅行で利用したことがあるが、アプリで予めスタート地点とゴール地点を決めてその場で簡単に車を呼ぶことができ、決済もクレジットカードで完結する。そのため、外国で言葉が通じなくても運転手との細かなやり取り不要でスムーズな移動ができる。海外で流しのタクシーがなかなか捕まらない中で、Uberを使ってものの数分で車が到着したときは感動した記憶がある。

インバウンド需要に応える

そんな世界規模で使用されるUberをインバウンド需要が増える日本でも普及させましょうというのが今回の広…

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