スギ薬局は2018年11月から、スマートフォンアプリを活用した、来店促進施策に力を入れている。店舗ではもちろんのこと、顧客と「店外で密に接する」タッチポイントのひとつとして用意したのが「スギサポ」シリーズだ。メーカーの参加だけでなく、保険会社も活用している。
健康増進と来店促進をひとつに 毎日50%がアプリを利用
スギ薬局は、同社と資本業務提携しているメドピア(東京・中央)と共同で、スマートフォンアプリ「スギサポ」シリーズを展開している。アプリの運営は2社の連結子会社であるMediplat(同)が行う。
代表格の歩数計アプリ「スギサポwalk」は、2019年3月に正式版を配信開始。12月11日時点で50万ダウンロードを突破した。
「スギサポwalk」は、起動して歩くだけで「スギサポマイル」が貯まるアプリ。利用率が高いのが特徴で、半数が毎日アクセスしており、1日あたり平均3.3回起動されている。
利用者からは、「歩いてポイントが貯まるので、歩くことに意味を持たせられるようになりました」「いろいろなところを回れるのも楽しみ」「アプリを入れてから、エスカレーターではなく、階段を使うようになった」といった声が寄せられている …
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