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味の好みや予算などを伝えると、内容に応じてワインを提案してくれる。
ワイン大手のメルシャンは、同社が運営するワインのコミュニケーションサイト「ワインすき!」で、顧客の多様なニーズに応じてワイン選びを手伝う、人工知能(AI)を活用した対話型サービス「オフィシャルアシスタント おしえて!みのりさん」を9月14日に開始した。
これは、AIを活用した「チャットボット」により、一人ひとりの好みに合うワインやワインに合うレシピ、コンテンツなどの情報を提供するというもの。
サービスを開始した背景について、同社のマーケティング担当者は「ワインはどうやって選んだら良いか分からないなど、ハードルがあると言われています。ワインにもっと親しんでいただくために、そのハードルをこのサービスで少しでも取り除ければ。お客さまと密にコミュニケーションを取り、ワインに合うレシピも紹介していきながら、買っていただく導線をつくっていきたい」と語る。
同サービスでは、「飲用シーン」、「予算」、「好みのワインの特徴」、「一緒に食べたい料理」など、さまざまな角度からワインの提案を行う。また、多様なワードに反応し、雑談もできるようになっている。
メディアには、新聞やWeb媒体も含めて100件ほど露出したという。
今後はさらに回答の精度を上げていく。将来的には一人ひとりのニーズに合わせ、パーソナライズしたサービスを提供していく方針だ。