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Idea&Techniques

初の都内開催で約4000人のファンが集結 よなよなエールの超宴

ヤッホーブルーイング

ビールに関するワークショップの様子。「学び」を通じてロイヤルティを向上するねらい。

クラフトビールの製造・販売を行うヤッホーブルーイングは、ファンイベント「よなよなエールの超宴 in 神宮外苑軟式球場」を10月7日に開催した。

「超宴」は、同社の代表ブランド「よなよなエール」のファンや同社のスタッフが集い、ビールやフード、ステージでの音楽などを楽しむイベント。2015年より軽井沢で毎年開催しており、都内での開催は今回が初となる。毎年軽井沢での参加者は約1000人だが、今回は規模を拡大し、約4000人が参加した。

同社のプロモーション部でイベントの企画を行う佐藤潤氏は、イベントの開催目的について「お客さまとスタッフの密接なコミュニケーションを通じて、"クラフトビールの楽しさ"を感じていただくと同時に、当社へのロイヤルティをあげること」とコメント。2020年には「超宴」の「全国ドームツアー」の開催を目指しており、今回の都内進出および規模拡大は、そのためのステップだという。

今回のイベントでは、1997年の発売以来、初めてリニューアルした「よなよなエール」を全国販売に先駆けて提供。ビールやフードの販売、音楽ステージのほかにも、クラフトビールについて学べる講座やグッズ販売などを実施した。

「ファンは、新たなお客さまを紹介してくれますし、会社がピンチになったときも支えてくれる」と佐藤氏。ファンになってもらうための施策を立てる際に意識していることは、ビールセミナーなどの「学び」、イベントを通しての「交流」、そして「使命」と「共創」。「使命」とは、ファンとスタッフが一つのことを成し遂げる同志としてミッションを共有すること。「共創」では、ファンのイラストレーターがデザインしたステッカーの制作を行うなどしている。

また、「スタッフそれぞれが『ファンの支持なくして、製品・会社の成長はない』という気持ちを持つことと、『自社製品を愛す』ことも重要。お客さまはその姿に共感し、より製品に愛着を持ってくれると考えています」

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