「やられた感」あふれる “他社”のうまい販促事例(前編)
販売促進を生業としている100人に、他社の気になるプロモーションを聞いた。一般的な消費者に比べ、日々数多くの販促施策を見ているだけに、簡単なことでは驚かない。そんな彼らが、思わず「うまい!」と感じ、時には「やられた!」と悔しさすら覚えたキャンペーン・プロモーション事例を紹介する。
100人の売上アップ秘策!
ずばり“売上”に貢献した自社プロモーションを、販促担当者に聞いた。手法は問わず、2015年から現在までの「いちおし施策」が集まった。また、各担当者の2016年度、強化したいプロモーションの方針やテーマも紹介する。
「謝罪」をポジティブな話題作りにつなげた
Twitterのトレンド入りし、Yahoo!話題なうに掲出され、2万ツイート以上拡散。サイトPVは一瞬で100万に達し、2016年1月および2月に売り上げ前年50%を達成
「10分どん兵衛」の提唱者、マキタスポーツさんと開発担当者の対談を、新しい食べ方を提案できなかったというおわび広告風にしてウェブサイトに掲載。「まさかのおわび」という文脈で多くのメディアに採用され、SNSで拡散。多くの方に試してもらうきっかけとなった。
2016年度も引き続き若者に向け話題を提供し、和風カップ麺に対して興味を持ってもらいたいと考えています。
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ファンには感涙ものの非売品プレゼント
キャンペーン応募数:50万件の目標に対して56万件の応募があり、目標比112%を達成
「きのこの山」40周年を記念して、誰でも応募可能なウェブサイトオープンキャンペーンを実施した。当選者にはチョコとクラッカーが別々に楽しめる非売品とQUOカード4000円分をセットでプレゼント。25~34歳を中心として ...